Zplusの問題点に関する考察/4

Zplus/A1から改装されたC1型はα任務部隊の戦力として実戦に投入。
うち1機『RNPC』は、0088年4月ニューディサイズ軍との交戦中地球低周回軌道上で撃破され喪失、
もう1機の『RNPB』も戦闘と大気圏突入時の損傷の為、分解廃棄処分となったとあります。

一方、データ収集を終えた(と思われる)カラバでは、
さらに対ニューディサイズ戦、その他機体各部の問題点(腰のビームカノンのパイプのとり回し等々)等々、
C1型のデータも反映。A1型は、部分改修された上で本格的配備が始まりその最終機が0088年6月にロールアウト。
カラバへの引き渡しがおこなわれたというのが、開発までの流れの推察です。
カラバはこのZplus/A1型18機(20機という説もあり)で構成される『18TFAS』をもって
めでたくダカール奪還作戦に参加。『18TFAS』は初陣を飾ることとなったのです。

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とまぁこれならそれなりに矛盾点は克服されるかな?と思うのですがいかがでしょうか?(汗)

0087年11月にロールアウトしたのは先行量産機であり、
連邦軍が評価したという『実績』は『18TFASの初陣』であるダカール奪還作戦のものではなく
(18TFASの初陣が0088年8月であってZplusそのものの実戦が0088年8月と記述されている資料はない)、
カラバがテスト中に偶々遭遇した敵機との交戦データであり、
0088年6月にロールアウトしたと言うのは初号機ではなく、カラバ納入予定18機(または20機)の最終機がロールアウ
トしたと、そういう解釈です(笑)

現在未解決な部分としてはテールレター『RNPC』の機体は
ニューディサイズ軍との戦闘により喪失したはずなのに、
0088年4月以降にカラバ軍の中でA1型として存在しているをどう説明するのか?という所(笑)
このネタはいずれまた(笑)

余談:私見ではありますが、『RNPB』であるが分解廃棄というのは考えづらいですね。
公式記録に残っている『RNPB』の出撃回数や戦闘データは、
通常のモビルスーツのそれと比べ(特にガンダムタイプとしては)別段、過酷な使用状況とは言い難く、
大気圏突入に関してもいきなりであったとはいえ、機体の性能を考えれば
分解廃棄になる程のダメージを負うとも考えづらい。
それこそ廃棄処分になってもおかしくないハマーン戦で、手足の無くなった百式(別の機体ではという説もあるが)や
過酷な状況で運用され続けたZガンダム、ガンダムMk-Ⅱを改修整備をおこない
再配備している点をみても『RNPB』は分解廃棄ではなく、
分解整備され、運用されたのではないか?という考え方の方が自然ですし、
この時期、ハマーンネオジオンとの開戦に備え、高コスト機をやすやすと廃棄できる状況ではない。
というのも、廃棄説否定につながる要因です。
これも推測の域を出ませんが、実戦投入されないまでも分解整備され、D型等、
バリエーション機開発用の母体のなったのではないか(その説の記述もある)という想像を持って
この考察を締めさせていただきます。

STUDIO RECKLESSのZplusでは、以上のような私的解釈ではありますが
各設定等の不明点を補う考察の元、各種ディティールなどを反映、
センチネルマニアの皆様はおもちろん、より多くのガンダムファンの方々に
満足いただける仕様を心がけています。
今年の夏も何らかのZplusをお見せできるかと思いますので
みなさま、どうかご期待ください。