2016年度版Zplus、サブユニットについて

【サブユニット】

サブユニットやスマートガンについているセンサー部分は、
それぞれサブユニット本体、スマートガン本体と一体化しています。
昨年版は、量産における「抜き」を気使ったのですが、
イベント後に、ベルグさんより「一体化してOK」と言われまして一体化しました。
スマートガンはそれ以外は大きな変更はありません。

BSG_C1_c

サブユニットの方は、機首ラインをかなりいじっております。
今回の形状の方が設定画稿には近いかなと思います。
また、独自解釈(でも地味で皆あまり気づいてくれない)境界層プレートを一体化して組みやすくしました。

sub001

C1型用バックパックは整備用のパネルラインの追加や排熱用のアウトレットを追加した他メインスラ
スターノズル部分のディテールを変更しています。

C1バックパック

Zplusのディティールについて、その2

このZplusはセンチネルの設定画を主軸に造型を組み立てていますが、
ことバインダーに関してはGFF以降の商業製品用画稿からも多くディテールを拾っております。

d02

その理由はA型系とC型系の差別化にあります。
設定においてC型はA1型を再設計したという事が明確に記載されておりますが、
画稿におけるA1型との違いはフロントスカート、腰ビームキャノンのパイプ及び太もも用ガードアーマー?、
バックパックといった部分です。
宇宙用と大気圏内用の機能を考えた場合、
再設計にあたりもっとも堅調に外観の違いとして現れるのは飛行能力を左右するバインダー系だと思うのです。
この辺をそのままにするはずがないと。

コスト、コストと言われる世界観において、宇宙用の装備を追加する事でコスト増になるのですから、
その分、宇宙機として重要視されない機能は極限まで切り詰められる、
又は廃止されると考えるのが自然かと思うのです。僕的にはね(笑)

その辺の違いをディテールとして表現するのに、センチネル画稿だけでは情報量が不足と感じ
GFFやマスタグレード開発画稿からも情報を拾っての造型となりました。

線1本1本の取捨選択に悩みましたが、A1型、C1型共にイメージを著しく損なうことなく
まとめようと苦心しましたが、如何でしょうか?。

2016年度版Zplus、改修ポイントその6!

改修ポイントはボディだけではないんです。当然、バインダー系もがっちりやっています。

【バインダー】

このZplusは、元々が差し替え変型前提で造型していました。
途中、コスト削減や、WRはWRで究極目指そう!なんて考えに変わったため差し替え変型は無し!
MS形態でのベストを目指すことになったのですが、
バインダー関係は、なんとなくそのままになっておりました。
2015年夏のリリース後、ベルグさんから「バインダーパーツのゴム型における専有面積が多い」
と言う指摘を頂き、コスト削減の為の努力の一環(こういう事の積み重ねが重要なのです)として。
また、各方面でのリサーチの結果、パーツの一体化と翼の可動廃止に踏み切ることにいたしました。

他にも「バインダー自体の角度調整機能はいらない」との要望が多かったので
その部分も廃し、バインダーフレームの取り付け位置を設定画の位置に忠実に変更。
よりタイトな配置に変更しています。

バインダー

バインダー位置

バインダー用フレーム

翼