作品評価に製作期間は関係ない

製作期間1年と言っても1日2時間で1年と1日8時間で1年じゃ
大きく違ってくるし1日2時間の工作内容や精度も1日8時間の
工作内容も精度も人それぞれだったりその日その日で違った
りする。
製作期間〇年ってのは見る人に文字面の凄さは与えるけど
実は漠然としていて実際の工作時間つなぐと数ヶ月なんだよね。

スコープドッグ21Cも約2年半かかっていますが、あれも実際の
工作時間を繋ぐと4ヶ月弱だったはず(記録メモ紛失)
企画自体が2年半であって造型に2年半かかったわけじゃないん
ですよね。

僕も20代後半とか製作期間◯ヶ月~なんてやっていたけど
それがどれだけ曖昧で単なるハッタリ要素が強い文句かって
のに気づいてからは使わなくなった。それからは日々の工作
時間を日記のように記録して実際の工作期間を把握するよう
にしてきました。ついでにその日の作業内容も記録してね。
これ、お勧めです(笑)

僕の個人的な意見としての製作期間1年とか2年ってのは模型
の場合、最低でも普通の人が1日労働している時間と同等
くらい、1日7~9時間くらいを週5日、1ヶ月20日以上やって
はじめて謳えるかなって思います。これは僕の個人的な意見
です。何が言いたいかっていうのは作品を凄く見せる付加価値
に曖昧な物言いってのは必要ないなって話です。
見る側の人間ってのは心理的に製作期間~年って言われれば
大半の人が色んな意味で凄いなって思ってしまうでしょ?でも
それは実際の作品評価には使えないんです、曖昧過ぎて。

実体も基準もない製作期間で作品の評価がわかれるのはどうなの
かなって思うんですよね。見る側の人はそういう実態も基準も
ない製作期間なんてものに騙されず純粋に作品だけ見て評価する
べきだなってある人から話しを聞いて思ったので書きました。

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