【RECKLESS/2016C3速報】MSZ-006[Bst] Zplusハミングバード

月刊ホビージャパン9月号をゲットした方は、もうご存知かと思いますが、今回C3:2016にてボークス様と20数年ぶりとなるお仕事をさせて頂きます!
アイテムは、MSZ-006[Bst] Zplusハミングバード

ham0726

ham0727

ham0720

センチネル当時『ハミングバード』はウェーブライダーモードのみで変形はしないとされてきましたが、GFF内設定では変形可能な事になりました。
MS形態時の手足のブースター接続フレームは、90年代にはなかったカトキ氏のテイストでデザインされておりとても洗礼されたイメージとなって我々の前に登場しました。

今回は、それをあえてセンチネルの時代であればGFF版ハミングバードのような手足のフレームはデザインされなかったのでは?という発想をボークス社開発陣営様からご提案頂き、肩、
二の腕、太ももなどはZplusのそれをそのまま使う仕様となりました。
ボークス社内にも熱いセンチネルファンがたくさんいらっしゃるようで色々な意見が出て開発部担当氏とたくさんのやり取りをし、とても楽しかったです(笑)
なので、その『熱さ』に応えるべく??今回ウェーブライダー形態はオミットするというオーダーでしたが、ウェーブライダー形態も考慮した造型にしてあります。別の意味で表に出ない部分へのこだわりをと(笑)

余談ですが・・・
当初こちら側からも別プランも提出させて頂きましたがあまりに価格をかえりみない仕様だった為に大爆笑されまた何かの機会にという事になりました(笑)
何かの機会にお見せできればいいなって思っております(笑)

今回の、ボークス社様のハミングバードのZplus本体はこのブログで改修記を掲載してきた仕様とも異なる形状、ディテールが施してある部分が多々あり、その辺も見所の一つとなっております。その辺は実際の航空機にもあります、生産ブロックによる仕様変更みたいな感じを意識しておりますのでそんな感じに受け取って頂けましたら幸いです(笑

形状、ディテールの違い、是非手に取ってお確かめくださいませ!!

2016年度版Zplus、サブユニットについて

【サブユニット】

サブユニットやスマートガンについているセンサー部分は、
それぞれサブユニット本体、スマートガン本体と一体化しています。
昨年版は、量産における「抜き」を気使ったのですが、
イベント後に、ベルグさんより「一体化してOK」と言われまして一体化しました。
スマートガンはそれ以外は大きな変更はありません。

BSG_C1_c

サブユニットの方は、機首ラインをかなりいじっております。
今回の形状の方が設定画稿には近いかなと思います。
また、独自解釈(でも地味で皆あまり気づいてくれない)境界層プレートを一体化して組みやすくしました。

sub001

C1型用バックパックは整備用のパネルラインの追加や排熱用のアウトレットを追加した他メインスラ
スターノズル部分のディテールを変更しています。

C1バックパック

Zplusのディティールについて、その2

このZplusはセンチネルの設定画を主軸に造型を組み立てていますが、
ことバインダーに関してはGFF以降の商業製品用画稿からも多くディテールを拾っております。

d02

その理由はA型系とC型系の差別化にあります。
設定においてC型はA1型を再設計したという事が明確に記載されておりますが、
画稿におけるA1型との違いはフロントスカート、腰ビームキャノンのパイプ及び太もも用ガードアーマー?、
バックパックといった部分です。
宇宙用と大気圏内用の機能を考えた場合、
再設計にあたりもっとも堅調に外観の違いとして現れるのは飛行能力を左右するバインダー系だと思うのです。
この辺をそのままにするはずがないと。

コスト、コストと言われる世界観において、宇宙用の装備を追加する事でコスト増になるのですから、
その分、宇宙機として重要視されない機能は極限まで切り詰められる、
又は廃止されると考えるのが自然かと思うのです。僕的にはね(笑)

その辺の違いをディテールとして表現するのに、センチネル画稿だけでは情報量が不足と感じ
GFFやマスタグレード開発画稿からも情報を拾っての造型となりました。

線1本1本の取捨選択に悩みましたが、A1型、C1型共にイメージを著しく損なうことなく
まとめようと苦心しましたが、如何でしょうか?。