C3AFATOKYO2019アイテム候補その1

来年のZplusバリエーションですがリクエストが多い『D型』は一つの候補です。
このD型の唯一の設定画はウェイブライダー(以降WR)モ―ドのみでそれ以外の
公式資料はショートコミックと二宮氏の作例のみ。B型よりは恵まれていますが
判断に悩むポイントはいくつもあります。
逆にショートコミックの絵にバラつきがある分判断に苦しむ箇所もあったり(汗)

仲間内でも議論になるのがD型のWRモード時の太モモの位置。センチネル本の
同ページに掲載されているA型、B型の画稿よりも明らかに前寄りになっているの
ですね。これをどう捉えるかなのです。

僕の個人的考えはA型などと同じ位置。前寄りではないです。あれはD型の画稿
として面積の増したグローブ部分や主翼、若干長目に描かれたスタビレーターに
合わせてそのバランス優先で描いたのではと推測します。何よりそこに対して
あさの氏はD型の特徴して何もコメント書いていないんですよね~

実際の設定ではちょっと考えれば辻褄合わせは容易です。Zplus変形シークエンス
のページには基本フレームはA、C、D型は共通と書かれています。
太モモがWR時に前寄りという事は単純な発想からD型のMS時の股関節は腹部
下段寄りつまりA型やC型より上側に位置しているという事になりますが各型が
共通フレームである以上は根元からの位置変更は他の部分との構造上あり得ないと
考えるのが自然です。

そうなると股関節部分を形成する展開式ムーバブルフレームがD型だけ別形状と
いう事になります(資料としての記載は有りませんがWR時に脚部の位置が変わ
るのであればもうここしかないからです)WR時にはA型やC型よりも前側に位置し
MS時にはA型やC型と同じ位置になる可変フレームという事になります。
何故MS時にA型やC型と股関節の位置が同じ位置にくる必要があるのかといいますと、
Zplusは各型(各スペック未発表のE型は除く)全て頭頂高は19.86mであり全ての資料
においてD型の脚部のどこかの長さが違う等の記載は見つけることができないので脚部
の変更は一切なしで頭頂高を揃えるにはMS時に股関節の位置が他の型と同じ位置に
なるような機構が股関節の展開式ムーバブルフレームに組み入れられていなければ
ならないという事なのです。

まぁWR時の脚部の位置関係は認めないとダメですよね(苦笑)

他にもD型の特徴の外観を全ての資料より抜き出すと

超大型のサブユニット

大型化した強化タイプ腰ビームカノン

面積を増した主翼、グローブ部分

延長されたテールスタビレーター

スタビ基部付近に追加されたバーチカルフィン

バックパック(熱核ジェット式)

とまぁこんなところでして見て頂いてわかりますようにZplus本体部分は大きな
改修はなくて全部後付けでいける部分だけですね(笑)厳密に言いますとヒザ横
のスネ外側の上側部分のスリット追加とヒザ関節裏側のパイプのオミットなど
ありますが、これも予め見込んだ設計にしてあるので問題ありません。

問題はこれ改パにしても1機丸ごと販売にしても価格がかなり高くなりそうです(汗)
WRで15,000~16,000円、改パ(MSモード装着可能)で6,000~7,000円くらいに
なっちゃいそうです(汗)MSモードで販売するのであればA型やC型の専用パーツ
を全て抜いた状態で型構成すれば今まで通り19,000円でいける感じでしょうか(汗)

出来ればD型はWRモードと改パ形態で販売したいので原価計算しっかりやらないと
ですね(汗

C3AFA2018情報その5

Zplus/B型

頭部について
今年のZplusバリエーションは僕の大好きな複座型である『B型』です。
この『B型』は頭部デザインが未発表であり、ここをどうするかが外観上の
1番のポイントだと思いました。

設定では『MSモード時に現れる頭部も2人乗り用に換装されている』
とだけありそれ以上、何か想像することができることは何も書かれておらず
デザイン面での難航は決定的でした。

Zplusはオフィシャル映像にも登場している事から『センチネルの世界観』
だけで思考せず、通常の宇宙世紀作品のガンダムの世界観との整合性も必要に
なってくるので単なるセンチネルらしさだけではない思考でまとめていきました。

アイデア会議
Zplus/B型については実は2015年から色々と考えていたのです。相談相手は
各方面で活躍する某ガンダムデータバンクと言われるO氏や今ではサンライズ
文庫のMSデザインも務める岡プロこと岡正信氏。
僕ら3人は向かっているゴールは同じでも考え方がかなり違う3人なので毎回必ず
2~3度は口論?になります(笑)3人同時に集まる感じではなく僕とO氏、僕と
岡プロという感じであつまる感じです。

最初に僕がコンセプト的な物を出してそこから意見を出し合い色々と膨らませて
いくのが大体のパターンです。
Zplus/B型の頭部については2人乗りだからって目(センサー)が2倍とかいう
安直な処理はやめたいと所から始まりました。

攻撃機でパイロットとガンナーに分かれている場合もしかしたらそれぞれ専用の
カメラなどが必要かもしませんがZplus/B型は練習機ですので教官がアドバイスを
与えるにしてもそれぞれが独立した専用カメラは必要ないのでは?と考えました
(変形中の視線などで気を付けた方がいいことなどがある場合もあるかと思います
が変形に要する時間は0.5秒という設定なので変形中のパイロットの視線はそこまで
重要視されないであろうと思いました)変形訓練にあたり教官と練習生が別々の映像
を見る必然がないと思うのです。

会議内容は書いていくと膨大になるので省きますがそんな流れで岡プロがザックリ
描いたラフが下記の物です。
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これを受けてここから選び熟成させていくか、又別案を描き直すか?僕的には悪くは
ないのですが何かシックリ来る感じがないので保留とし、そこから2年以上が経過する
ことになります(汗

本編=頭部考察
2018年のC3で販売するZplusバリエーションが『B型』となり今年の4月再び(久しぶりに)
岡プロの画稿を引っ張りだすことになり見てみましたがやはり何かが違っていて選ぶことは
できず、ここはひとつ、絵ずら優先ではなく、僕らしく考察優先でまとめ上げてその後に絵を
発注しようと一部軌道修正をしました。

開発はどこ?=カラバらしい。

ガンダムの世界観はかなりのコスト重視だよね?

Zplusのパイロットを急務で養成したいわけだからB型の稼働率は下手すれば
A1型やC1型よりも高いよね?稼働率上げるには整備時間の短縮も必要になって
くるね。

可変機の整備にはお金も時間もかかるので稼働率優先にしたコスト削減、
整備時間短縮は何がある?

と考えていくと普通にたどり着くのが整備に時間も金もかかるツインアイと
バルカン砲の廃止にいきつきます。

次いでツインアイでなくても十分カメラとして機能する代替えカメラで新規開発せず
低予算で自軍の現存機より流用可能なカメラは?

となり、交換部品の充実している整備方法も熟知ている機器~
ネモ系のユニット、GM系ユニット、カラバが数機所持しているメタス改や
ディジェのむき出し式モノアイ。

が出てきますね。
では比較的簡単な改修で取り付け可能そうで低コストなのはネモ系、GM系?と
なるのですが、今度はここで現実社会、我々の世界の話しが出てきてしまいます。

まとまりがいいのはさ、ゴーグル入れてジム顔にしてしまうと簡単にコスト下がった
ように見えるからネモ系、GM系が正解っぽいけど前に一度『量産型Zガンダム』で
その手をやっているので新鮮味がないよね~(画像参考)
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という現実的な商売を見据えたファンの皆様への御対応を考慮しなければいけない
ことが浮き彫りになるのですね(笑)

そうしたらね、残る選択肢は1つ。Z系フェイスに『モノアイ』をぶち込むという・・・
奇抜ですよね。でもこれは奇をてらったわけではなく、流れの中で残った案
なのですよね(笑)
そこでです、単にモノアイ入れるだけじゃなくて先人(とは言ってもわりと最近)
の出してくれたアイデアなどを拾っていくわけです。
それが『ツインアイ用ソケット』です。

ガンダムエース誌連載のことぶきつかさ氏著の機動戦士Ζガンダム デイアフター
トゥモロー カイ・シデンのレポートより―に出てきたディジェのモノアイの両脇
にはガンダムタイプを思わせるツインアイ用のソケットが描かれており、これには
おお~っとさせられました。

この案を逆手にとって付いていたツインアイを外した結果ツインアイ用ソケットが
残っているという演出を入れ込みました。ツインアイ用ソケットに対するモデラ―
各位の反応は上々でしたので迷わず導入した次第です(笑)

頭の中で描いたその頭部は意外にもまとまりのある『ミスマッチを狙ったギリギリ
のバランス』というセンチネル連載当時の『あの人』が使っていた言葉を思い出す
できで僕個人的にはイケるって思いが強くなりました。

本当はマスク部分もそのまま使えればよいのですがモノアイの大きさを考慮すると
モノアイ用にマスクを若干カットすることになります(汗)
まぁここは仕方ないかなと・・・後はバルカン砲身を除去後フタをします。

これで低コストで新規開発の必要のない部品で整備時間短縮をはかれる頭部の答えが
1つ導き出されたわけですね(笑)

頭の中の絵面はまとまったので数名にこのアイデアの良し悪しをリサーチし概ね
好評だったのでこの時点で岡プロに画稿を発注。上がってきた画稿をベースに原型
を製作開始しました。

第二コクピット(教官用?)
さて次に考えなくてはいけないのが第二コクピットのモビルスーツ時のポジション。
過去の模型誌の作例などでは背板にそのまま真上を向いて残っていた記憶がありますが・・・
ウェーブライダー画稿を見る限りでは第二コクピットはモビルスーツ時に後頭部後ろに
くる装甲がなくなって背板に第二コクピット自体が連結しているかのようなフォルムをみせて
おりますが、ウェーブライダー時の第二コクピットの接続フレームの切り欠きが胸側に付いて
いるのですよね。
これは大きなヒントですね。
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そこで岡プロと話し合って出した案がこちらです。

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インパクトもあるし、煮詰めていけば結構よくなるよね!と盛り上がった僕と岡プロでしたが
他に何か参考になる資料はないかと過去のセンチネル連載時のMG誌を読み漁っていると
出てきたのですよ、これが・・・

月間モデルグラフィックス1989年3月号(Vol.53)18ページZplusウェーブライダーモード
B型作例記事中キャプションより

『MSモード時2つめのコクピットは腹の中に位置する』

と。
これで岡プロの案は廃案決定(笑)煮詰めることもなくボツになりました・・・
『MSモード時2つめのコクピットは腹の中に位置する』をうけて考えられることも
絞られてきますね。
ここはもう単純にいきましょうか?と腹部内に入っている第二コクピットにより第一コクピット
は通常位置よりも前方に位置しておりお腹の出たような少々不格好な感じになる、と。
こんなのが落とし所でしょうと。

後はMS時の第二コクピットの抜けた背板のデザインを僕がその場ででっち上げて
デザインの発表になっている?サブユニットと腰のビームカノンを造型して僕の中の
B型の完成です。
当然、これが正解とか言う気もありません。
でも頭使って世界観との整合性やセンチネル的思考をすることや商売上の頓智をきかせる
など細かな配慮はしてつもりです。
違うと思えば自分なりのB型を作り上げればいいのですから「こんなの間違っている!」
とか言われても僕は知りません(笑

さぁ、ごらんください!限定50個のZplus/B型改パでございます~
尚本画像は背板のデザインを御覧頂く為にバインダーとスタビレーターは取り外しております。

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角が欲しい方は本体のキットより流用してください。
ツインアイとバルカンを廃し整備性向上と整備費削減に貢献した頭部です。

サブユニットも前側は全て新規で造形しています。両脇のセンサー形状も違います。

尚、モノアイなんか嫌じゃ!!という方の為に無難なフェイスも付属します(笑

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パーツ構成はこんな感じ
シールド単体価格が2000円だった事考えますとこれで3000円はどうかしているよね・・・
なんで3000円にしたんだろう・・・(涙

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ディープストライカー開発悲話?

昨年11月より作り始め12月中旬には主砲、プラットホーム、ディスク
レドーム大小が完成し出力品も上がってきた12月末悲報が飛び込む。
そうマスターグレードでの同一機体発売っぽいと。
ベルグ澁谷社長と数回の会談を重ねて作業は続投になるも若干モチ
ベーションは低下したまま。)

今回はすでに発表済みのゼク・アイン、Zplusなどと並んで違和感を
感じないディテールのディープストライカーにするというコンセプト
で造型していたのですが、マスターグレード発売によってデザイン
その物がKaシグネチャーのように更新されてしまい、それがカッコ
よくてお客さんの支持率が高かった場合の事を考えて一旦作業は停止
して製品の発表を待とうという事になりさらにモチベーションは低下
いや、その作業停止案を出したのは他でもない原型製作者の僕自身な
んですけどね(苦笑)

でもってペンディング中に何かできることはないかと考えた末、
1/2モデルを出力してバランス検討をすることになって1/2ハーフサイズ
で出力したモデルが画像のモデルです。
この時は背負い物一式が下過ぎるかもとの意見が出てこの後色々と
調整する事になりました。

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普段お世話になっている出力業者(株)EMONの齊藤社長に
この1/2モデル出力のさいに事情を話した所けっこう心配して頂き
ましてその後に作業続行決定を告げると事の他喜んでくださいまし
て凄くうれしかったです。齊藤社長いつもありがとうございます!
みんなEMONさんは作業が丁寧でイイですよお見積りだけでも
問い合わせしてみよう(笑
https://twitter.com/EMON_3DPS